世界で初めて“緩まないネジ”を発明した方です。
多くの人にとってもそうでしょうが、
僕にとってのスーパーヒーローです。
嬉しい事に僕は道脇さんと同じ77年生まれです。
どうしても、この方をブログの始めに載せたかったのです。
世界で初めて“緩まないネジ”を発明。
誰も出来なかった事に挑む。
しかも世界中の人が出来なかった事です。
それを、出来ると思ってやる。
とてつもない事です。
NHKのプロフェッショナルに出演された回は何度も見返しました。
その中での言葉、僕の心に強烈に残っているもの。
「自分の為だけだったら、存在する価値はない。」
この言葉、
道脇さんから発せられると、計り知れない壮絶さがあったと想像します。
そして、仕事に対する想いを強く感じます。
緩まないネジを発明した時、
誰も出来なかった事をどう考えて答えに辿り着いたのか。
道脇さんの言葉です。
「従来の常識の外側に答えがある。
専門家とか、すごい技能のある人とかすごい研究の腕の立つ人とかが
さんざんやってきて見つからないんだったら、その中には答えがない可能性が高いですよね。
要は常識という枠の中には答えがない。
であれば常識の外のものを持ってきたほうが早い。」
この言葉には特に強い感銘を受けました。
他者を否定しない姿勢です。
他の研究者を肯定しているからこその答え。
他の研究者が正しいからこそ、そこは根こそぎ研究されていて、
だからこそ、そこには考える余地が無い。
この他者を敬うような捉え方こそが、心髄だと思うのです。
敬う事そのものが、とても合理的な道だと思います。
自分も見習い、先人を敬い鍼施術を追求していきたいと思います。
敬い優しさを持つことが、鍼施術の効果を上げる事だと信じています。